残暑とは

残暑の時期は、立秋(りっしゅう)から秋分(しゅうぶん)迄です。
今年2017年の立秋は8月7日、秋分の日は9月23日です。
この立秋の日を過ぎても残る暑さを残暑といいます。

立秋とは

・2017年は8月7日です。(毎年8月8日頃)
時期ですが、一年間を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)太陽の動きを基準に決まるため、毎年同じ日になるとは限りません。『地球と太陽の位置関係』が関係しています。

・立秋は、夏から秋へ季節が移り変わり始める日という意味があります。
暦の上では立秋が暑さの頂点とされ、翌日からの暑さは「残暑」といいます。
この日を境に少しずつ涼しくなり秋の気配を感じられる時期といわれ、暦の上では「秋」になります。

※立秋と同じように、春夏秋冬に「立」という一文字を加えた「立春」「立夏」「立冬」も、この日を境に 季節が移り変わるという意味があります。
暦の上では、立春(2月4日ごろ)から立夏(5月6日ごろ)までが「春」、立夏から立秋(8月8日ごろ)までが「夏」、立秋から立冬(11月7日ごろ)までが「秋」、立冬から立春までが「冬」なのです。

残暑お見舞い

・残暑お見舞いは、立秋(8月7日頃)を過ぎてから8月末迄に出すのが一般的とされています。
暦の上では秋分の日までは残暑と使うものの、残暑見舞いは暑い時期に相手を気使うのが目的です。
「残暑が厳しい毎日ですが、お元気でお過ごしでしょうか?」といった意味で相手のことを気遣って送る挨拶状なので、一般的には8月末迄に出すと良いと言われています。

・残暑お見舞いの書き方は、①挨拶の言葉 ②相手の安否を確認 ③書き手(自分自身)の近況報告 ④相手の体調を気づかう言葉 ⑤日付け の順で書くと上手くいくでしょう。
※目上の方への残暑見舞いは、「残暑お見舞い」よりも「残暑お伺い」の方がより丁寧です。

・書き方は、縦書き・横書き特に決まりはありませんが、やはり縦書きの方がフォーマルです。
文字の向きは、裏面の見舞い文を縦書きにしたら表面の宛名も縦書きにし、表面・裏面統一したほうが良いでしょう。

大切な方、ご無沙汰している方、日頃伝えられない感謝の気持ちなど、残暑お見舞いに書いて送ってみてはいかがでしょうか。