近頃、昼夜の寒暖差が激しくなってまいりました。冬はもうすぐそこまできていますが、皆さんが冬を感じる瞬間はいつでしょう?
✔吐く息が白くなる時
✔暖房器具を使用した時
✔年賀状が発売された時
✔鍋料理が食卓に出た時
✔コートを着た時
などなど、皆さんそれぞれ感じる瞬間は違うと思いますが、今回はコートのマナーについてレッスンしましょう。 素敵な着こなし方に加え、「エレガントな着脱」をマスターし、コートマナー美人になりましょう。
以前の~会社訪問~回で「コート・マフラーは訪問先のビルに入る前に脱ぎ、身だしなみを整えます。」とレッスンしました。今回はもう一歩先のマナーをお伝えします。 ※以前の~会社訪問~回は⇒こちら
脱いだコートの持ち方
コートの基本的なたたみ方をマスターする
【コートの基本的なたたみ方】
- :コートの両肩の部分に裏から手を入れる
- :入れた手を内側に折り込むようにくるっと返す
- :前身頃(前の部分)を後ろ身頃(後ろの部分)に重ねる
- :上下を二つ折りにして腕にかける
コートは長細くなるよう縦に折りたたみ、それを腕にかけておけば十分ビジネスマナーを守った持ち方になります。
この時シワになり、だらしなく見えないようにするのが大事です。
‘ビジネスマナーができている’と企業の担当者に思ってもらうため、建物に入る前にスマートにたためるようになっておきましょう。
入室してからのコートの扱い方
椅子に座るときはカバンの上にコートをたたんで置く
会社訪問をしたら、待合室・企業説明・面接会場の場など、椅子に座る機会が多くあります。
その際のコートのビジネスマナーを守った置き方は鞄の上にたたんで置くことです。
すでに腕に折った状態になっていますから、そのままコートを鞄に乗るサイズに再度折りましょう。
膝にかける・床に置く・椅子にかける等はマナー違反になりますので注意してください。